江戸末期、 植物から精油や芳香蒸留水を抽出する器具の
銅製のアランビックが長崎の出島から日本に伝えられました。
銅製のものを陶磁器に置き換えて作られた『蘭引き‐らんびき‐』は、
身分の高い人や漢方医、位の高い武家に伝わり、
健康と美容のために役立てられてきました。
大正期になる と、蘭引きは姿を消してしまいましたが、
それを惜しみ、西伊豆の戸田舟山にお住いの野口純さんによって
開発制作されたのが陶製の蒸留器『純引き』です。
縁あって、初期モデルの純引きを購入して以来、庭のハーブなどで
植物の芳香蒸留水を作り続け、その恩恵に浴してきました。
純引きの素晴らしさの特徴を箇条書きにしますと・・・
*純国産品古瀬戸の椿山窯で一点ずつ轆轤製作。
*1つの蒸留器で水蒸気蒸留とハイドロ式の2つの抽出法を選べる。
*植物精油付着の洗浄が簡単。
*扱いなれた陶製で、管はガラス管13センチのみで扱いが簡単。
*陶製は植物の強酸に耐えられる。
*陶製で金属を使用していないので、酸化化合物の溶出がなく安心。
*新鮮なノンケミカルのハーブ蒸留水が作れる。
*陶器の遠赤効果で優しい蒸留水。
*庭で育てた安心・安全な植物を使える。
*季節ごとのハーブ剪定葉を捨てることなく全部使える。
*小型コンパクトで収納が簡単。
舟山草花樹氣水
野口純さんの熱意と古瀬戸椿山窯の加藤先生のご厚意により、
限定製作(特許あり)されてきた純引きですが、
作り続けてくださる後継者・企業様がみつからず、
本当に残り少ない在庫限りとなってしまいました。
純引きで生み出される氣水(芳香蒸留水)が、
私たちの健康と快適な生活に与えてくれる恩恵を、
ワークショップによって皆さまにお伝えすることが私たちの使命であり、
その活動がどなたかのお目に留まり、
純引きのすばらしさをご理解いただいたうえで、
純引きを後継生産してくださることを願ってやみません。
以下、舟山草花樹氣水hedawhig蒸留倶楽部HPより、ご紹介文をお借りいたしました。
☆☆家庭用陶器製<常圧>蒸溜器 純引-350☆☆
植物の雫を暮らしに
少量素材で良質の蒸留水作り陶磁器製蒸留器で作る<常圧蒸留水>は、
穏やかで優しい植物蒸留水が生まれます。
当倶楽部では、水蒸気に植物の<氣>が解け合う <氣水>と呼んでいます。
一般では、様々に呼ばれています。
ハイドロゾル、ハーブウォーター、フローラルウォーター、芳香蒸留水
植物の特性をの理解の上、愉しくご利用ください。
皆様の植物力の世界が広がります様に、願いをこめて
純引きの公式サイトはこちら→http://www17.plala.or.jp/hedawhig/junbiki-161.2006.0127.htm
ハーブを楽しみつくす蒸留会
純引き蒸留でつくる氣水のすばらしさを皆様とわかちあうために、
月に一度、蒸留会を開催しております。
折々の植物を蒸留して氣水をつくり、その特性や使い方をシェアします。
蒸留会では、身近な植物やハーブたちを生活の中で楽しみつくすクラフトつくり、
季節のお菓子をいただきながら、ゆったりと香りにひたる贅沢な時間を
和気あいあいと楽しくお過ごしいただいております。是非ご一緒に・・・
2023年開催の蒸留会
1月 椿の花と葉の蒸留会
3月 辛夷・沈丁花・山桜・ヒノキ
4月 ドクダミ・モクレン・ヨモギ
榧・モッコウバラ
5月 ハマナスバラ
6月以降 準備中
随時FBイベントを立ち上げておりますので、チェックをお忘れなく、よろしくお願いいたします。
お問い合わせ・お申し込みは下記アドレスまでお願いいたします。
hollysgentleteatime@gmail.com
タイトルに「〇月の蒸留会に参加します」と明記の上、お名前と
当日ご連絡できるアドレス・携帯番号をお知らせください。
*キャンセルポリシー*
前日のキャンセルは、参加費をお振り込みいただき、氣水を郵送させて
いただきます。よろしくお願いいたします。